シャープ副社長、液晶テレビ「在庫減は順調、需要減は一時的」
シャープ(6753)の安達俊雄副社長は27日の決算記者会見で、液晶テレビについて「足元の販売状況は良く、在庫の減少は順調に進んでいるし、今後も進んでいく」との見方を示した。東日本大震災による需要減は「一時的と理解してもらえばいい」と述べた。
シャープは在庫調整のため、大型パネルを手掛ける堺工場(堺市)の生産を停止していたが、5月の連休明けに操業を再開する。稼働率について「まともな水準になる」と話した。
4~6月期について「大型パネルの生産休止があり、厳しい業績になる」と述べた。震災の影響でテレビの販売が落ち込み、テレビと液晶パネルで100万台分の在庫を抱えたと説明した。〔日経QUICKニュース〕
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