2018年11月18日(日)

日銀総裁、為替動向「十分に注視し適切に対応」

2010/9/27付
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日銀の白川方明総裁は27日、大阪市での経済4団体共催の懇談会で、足元の円高進行について「我々としても為替の動向を十分に注視して適切な対応をとりたい」と語った。

懇談会の主催者側から相次いだ政府・日銀に円高対応策を要請する声に関しては「円高の動きが日本経済の下振れの要因になる場合には適時適切に対応すると繰り返し申し上げている。アジアの通貨に対する円高についても十分意識している」と説明。一方で「円高のメリットを活用する努力も必要」とも述べた。

円高の影響については「直接的には輸出企業の収益や採算を圧迫する」と指摘。さらに「世界経済の不確実性の増大という点で、企業マインドやひいては日本経済の先行きに大きな影響を与えることになりかねない」と懸念を示した。

円高進行の要因については「最も基本的な要因は米国経済を中心とする世界経済の先行きを巡る不確実性の高まり」との認識を重ねて示した。

一方、今後の金融政策運営について「必要と判断される場合には、さまざまな措置の効果と副作用を検討したうえで、適時・適切に政策対応を行っていく」との方針を示した。

これまでの政策運営に関しては「昨年12月以降も先進国の中央銀行の中で唯一、金融緩和を一段と強化してきた」と強調した。〔NQN〕

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