財務相、外為特会の財源転用も否定 「粉飾的と批判受ける」

2011/4/25付
保存
共有
印刷
その他

野田佳彦財務相は25日午前の参院決算委員会で、東日本大震災の復興財源に、為替相場の安定を目的に設置されている外国為替資金特別会計の積立金を転用すべきだとの主張に対し、「内外から『一般会計の赤字国債隠し』『粉飾的会計操作』との批判を招きかねない」と否定的な見解を示した。

理由として、足元の円高を勘案すると外為特会は実質15兆円の債務超過と説明、「積立金を取り崩せばさらに債務超過額が膨らむ」と述べた。あわせて(1)積立金は財政投融資特会に預託されており、その取り崩しは財投債の発行と同じこと(2)政府短期証券という『資金繰り証券』で調達した資金を一般会計の財源に使うことは財政制度の根幹に抵触しかねない――と指摘した。

社民党の又市征治氏への答弁。〔日経QUICKニュース〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]