夏のボーナス使い道、預貯金が69% 住信SBIネット銀調べ
住信SBIネット銀行が25日まとめた「ボーナスに関する意識調査」の結果によると、今年の夏のボーナスの使い道(5つまで回答)について「預貯金」と回答した人は69%と昨年の調査結果を1ポイント上回った。「資産運用」も5ポイント上昇し21%だった一方、「旅行・レジャー」(34%)と「物品購入」(31%)はそれぞれ2ポイント低下しており、消費を手控える傾向はまだ続きそうだ。
預貯金と回答した人に目的(複数回答)を聞いたところ、「老後の備え」と回答した人が44%と最も多く、「使い道がないため、とりあえず」という回答も27%あった。20代でもそれぞれ20%、32%の人が回答しており、若い世代を中心に将来に漠然とした不安を感じている人は多いようだ。
調査は6月14日から17日までの間、同行を利用する20~50歳代の約8万人を対象に実施し、1861人から回答を得た。〔NQN〕