金融庁は23日、有価証券報告書に虚偽記載をしたとして、コンテンツ制作などを手掛けるクラウドゲートに対し、課徴金1871万円を納付するよう命じたと発表した。証券取引等監視委員会が1月、架空売り上げの計上などによる虚偽の記載をしたとして、課徴金4996万円の納付命令を出すよう金融庁に勧告。同社が事実関係の一部を否認したため、金融庁は3月に課徴金のうち3125万円の納付を命じた。残りの部分について公開審判で争っていたが、同社の主張を認めず、課徴金納付を命じた。
クラウドゲートは札幌証券取引所アンビシャスに上場していたが3月23日付で上場廃止になっている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕