日銀総裁、国債格下げ「財政の持続可能性高めよ」

2012/5/23付
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日銀の白川方明総裁は23日の金融政策決定会合後の記者会見で、日本国債の格下げについて問われ、「日本では一般政府債務残高が極めて高い水準にあることを考えると、財政の持続可能性を高めることを着実に進めていくことが重要だ」との考えを示した。22日に格付け会社のフィッチ・レーティングスが公的債務の増大を理由に日本の長期債務格付けの引き下げを発表したことには「コメントするのは適切ではない」と述べるにとどめた。

日本国債については「市場では円滑に消化されている」と指摘。「日本が最終的に財政再建にしっかり取り組む意思と能力があると判断されている」ことが背景にあるとの認識を示した。また、「財政の持続可能性は、物価の安定と金融システムの安定の基礎になる。将来の財政不安があると、現役世代の消費や支出を抑制する要因となり、デフレの原因にもなる」とも語り、財政再建の重要性を強調した。〔日経QUICKニュース〕

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