2019年1月17日(木)

11年末の家計金融資産1483兆円、株安など響き3年ぶり減 日銀

2012/3/23付
保存
共有
印刷
その他

日銀が23日発表した2011年10~12月期の資金循環統計(速報)によると、家計が保有する金融資産の残高は12月末時点で1483兆4822億円となり、1年前より0.4%減った。年末比較でのマイナスは08年以来3年ぶり。欧州債務問題や東日本大震災による株安などで投資性資産の価値が目減りし、株式・出資金や投資信託が2ケタ減となったことが主因。個人向け国債が大量償還を迎えて債券残高が縮小したことも響いた。

家計金融資産のうち、株式・出資金は13.9%減の86兆円と3年ぶりに減った。投資信託は13.2%減の39兆円と2年連続マイナスで、減少率は10年(4.9%)から拡大した。いずれも価値の目減りが押し下げ要因になった。債券は12.0%減の35兆円と4年連続で減少。このうち国債は13.7%減の28兆円となり、個人向けの満期償還が続いたことが影響した。

金融資産全体の6割近くを占める「現金・預金」は2.2%増の839兆円となった。5年連続のプラスで11年6月末(829兆円)を上回り、過去最高を更新した。震災後に手元資金を厚めにする動きが広がり、現金、預金ともに積み上がった。

家計の金融負債は1.8%減の356兆8351億円だった。資産から負債を差し引いた純金融資産は前年比微増の1126兆6471億円となった。〔日経QUICKニュース〕

日経電子版が2月末まで無料!いつでもキャンセルOK!
お申し込みは1/31まで

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報