黒田日銀総裁「消費、雇用・所得環境改善で底堅い」

2014/5/21付
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記者会見する日銀の黒田総裁(21日午後、日銀本店)

記者会見する日銀の黒田総裁(21日午後、日銀本店)

日銀の黒田東彦総裁は金融政策の現状維持を決めた21日の金融政策決定会合後の記者会見で個人消費について「雇用・所得環境が改善するなかで底堅く推移している」と述べた。景気全体については「(消費増税)の駆け込み需要の反動がみられるが緩やかな回復を続けている」と述べた。設備投資については「企業収益が改善する中で緩やかに増加している」と分析。公共投資は「高水準で横ばい圏の動き」とした。

日銀が決定会合後に発表した声明文は量的・質的金融緩和について「所期の効果を発揮している」と強調するとともに、従来あった「15年近く続いたデフレ」という表現を削除した。

会見は15時半に始まった。通常は1時間程度続くことが多い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

〈黒田日銀総裁発言のポイント〉
・「景気は駆け込み需要の反動みられるが緩やかな回復」
・海外経済「回復しつつある」
・「設備投資は企業収益が改善する中で緩やかに増加」
・公共投資「高水準で横ばい圏の動きになっている」
・CPI前年比「しばらくの間1%台前半で推移」
・「量的・質的金融緩和は所期の効果を発揮している」
・デフレ文言削除「特別なことを申し上げたものでない」
・デフレ脱却「判断は様々な指標を総合的に点検する必要」
・駆け込み需要反動「夏場以降に減衰との見方変わらず」
・駆け込みの反動「企業からは想定の範囲内との声多い」
・株価「企業収益の先行きで決まるところ大きい」
・株価「トレンドとして株高の方向は変わっていない」
・為替「円高になっていく理由ない」
・米金利低下「FRBの政策の進め方を市場が理解」
・白井委員の提案なし「私から申し上げることはない」
・日本経済「この1年で需要高まり、供給力問題が顕在化」

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