スーパー売上高、3月9.4%増 食品や衣料伸びる
13年度は0.8%増 17年ぶりプラス

2014/4/21付
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日本チェーンストア協会が21日発表した2013年度の全国スーパー売上高は前の年に比べ0.8%増の12兆9524億円だった。1996年度以来17年ぶりのプラス。4月の消費増税を意識したまとめ買い需要などで3月が大幅に伸びたほか「景況感の回復基調も追い風になった」(井上淳専務理事)。

「価格据え置き」をアピールするスーパー(1日午前、東京都江東区のイトーヨーカドー木場店)

水産品が堅調だったほか、野菜の価格上昇で食料品が1.3%伸びたことがけん引した。まとめ買いできる住宅関連品も2.2%伸びた。一方、衣料品は4.5%減と振るわなかった。

3月の売上高は9.4%増の1兆1839億円で、消費税導入直前の1989年3月(9.7%)以来の高い伸びとなった。価格上昇の影響が残る玉ねぎや長ネギを含む野菜の販売が増加。肉やソーセージなどをまとめ買いして冷凍する消費者が多かった畜産品も伸び、食料品は5.7%増となった。このほか、衣料品が9.5%増、住関品が22.1%増と、ほぼすべての分野が前年同月を上回った。

同日記者会見した井上淳日本チェーンストア協会専務理事は、デフレ脱却に向けた政策や企業の賃金引き上げが消費者心理を好転させるとして「13年後半からの消費回復の傾向は、今後も続く可能性が十分ある」との認識を示した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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