2017年11月19日(日)

金融庁、ばんせい証券に業務改善命令 ファンド管理不適切で

2014/6/20付
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 金融庁は20日午後、ばんせい証券(東京・中央)と子会社のばんせい投信投資顧問(同)に対し、顧客の厚生年金基金と共同出資していたファンドの管理が不適切だったとして、業務改善命令を出したと発表した。

 ばんせい証券は自社で運営するファンドに関し、顧客の関東六県電気工事業厚生年金基金と共同で約18億円を出資していた。2009年4月にファンドが約2億6000万円で購入した船舶関連の債券の価値が減少した。契約ではばんせい証券がまず損失を負担することになっていたが、ばんせい証券は損失回避のため、10年3月に一般投資家が出資するファンドに簿価のまま売却した。約1週間後に同債券を時価を反映せずに顧客の厚年基金が投資する別のファンドに転売。約2億円の運用損を厚年基金に生じさせた。ばんせい投信投資顧問がこの取引を実行した。

 金融庁は両社に対し、再発防止策やその取り組み状況に関する報告書を1カ月以内に提出するよう求めた。証券取引等監視委員会は今月13日、行政処分を出すよう金融庁に勧告していた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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