MS&ADの前期、グループ発足後の最高益 今期2期連続の増配

2014/5/20付
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MS&ADインシュアランスグループホールディングス(8725)が20日発表した2014年3月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ12%増の934億円だった。10年のグループ発足後の最高益となった。14年4月の消費増税を前にした自動車販売や住宅着工の好調を受けて、自動車保険や火災保険を中心に保険料収入が伸びた。アジアなどの海外保険子会社も寄与した。

ただ純利益はアナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサス(2日時点、12社)の1159億円は下回った。

売上高に相当する正味収入保険料(連結ベース)は6%増の2兆8095億円だった。傘下損保では、三井住友海上火災保険が5.3%増、あいおいニッセイ同和損害保険が3.8%増。2月の大雪で発生した保険金支払いは821億円にのぼったが、自動車保険などの伸びで補った。年間配当は前の期に比べ2円多い56円とする。

15年3月期も自動車保険などの伸びが続くと見込んでおり、連結純利益は前期比7%増の1000億円と最高益を更新しそうだ。ただQUICKコンセンサスの1372億円を下回る。年間配当は前期より2円多い58円と2期連続で増配する。併せて、発行済み株式数の0.9%、100億円を上限とする自社株買いも発表した。

決算発表会見で、田中敏彦専務執行役員は足元の動向について「消費増税の(保険売り上げなどへの)影響は一定程度あるが想定内。今のところは計画の範囲内で動いている」と語った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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