2019年1月24日(木)

1月の輸出額、8カ月ぶり増加 貿易赤字は過去最大

2013/2/20付
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財務省が20日に発表した1月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は1兆6294億円の赤字だった。赤字は7カ月連続で、赤字額は2012年1月(1兆4814億円)を上回り、比較可能な1979年1月以降で最大だった。ただ、輸出額は円安などの影響で8カ月ぶりにプラスに転じた。

地域別にみると、対中国の貿易収支は6546億円の赤字で、過去最大の赤字額だった。スマートフォン(スマホ)やノートパソコンなどの輸入が大幅に増え、輸入額が過去最大の1兆4175億円に膨らんだことが影響した。

全体の輸出額は前年同月比6.4%増の4兆7992億円。主に中国向けのペットボトル用パラキシレンなどの有機化合物、米国やタイ向けの自動車部品、アジア向けの非鉄金属が伸びたほか、中国の春節(旧正月)が今年は2月にずれたことも増加要因になった。

全体の輸入額は7.3%増の6兆4286億円で、3カ月連続のプラス。原油価格上昇や暖房需要の増加の影響で軽油やナフサなどの石油製品、液化天然ガス(LNG)、原粗油が高水準だった。

財務省関税局は「外貨建ての貨物が輸出で6割、輸入で8割弱を占めているので、円安が輸出入額の増加に効いてきている」と分析している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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