2019年3月27日(水)

7月の貿易赤字、1兆240億円 中国からの輸入最大
輸出数量指数は14カ月ぶりプラス

2013/8/19付
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財務省が19日発表した7月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は1兆240億円の赤字だった。赤字は13カ月連続で、7月としては前年(5286億円の赤字)を上回り比較できる1979年以降で最大だった。単月でも赤字額は過去3番目の大きさ。アジアと中国からの輸入額が過去最大になったうえ、原粗油や液化天然ガス(LNG)など高水準の燃料輸入が影響した。

輸入額は前年同月比19.6%増の6兆9860億円で、9カ月連続で増えた。中東やロシアからの原粗油や、中国からの半導体等電子部品や衣類などの輸入が増えた。この結果、中国からの輸入額は1兆4909億円と単月として過去最大となった。これに伴いアジアからの輸入額も3兆1207億円と過去最大だった。

輸出額は前年同月比12.2%増の5兆9620億円。米国向けの自動車や、中国向けではポリエステル繊維やペットボトルなどの原料となる有機化合物などが伸びた。輸出額増は5カ月連続。円安による輸出環境の改善もあって輸出数量指数は1.8%増と、14カ月ぶりにプラスに浮上した。

為替レート(税関長公示レートの平均値)は1ドル=98円83銭で、前年同月比24.3%の円安だった。

地域別に見ると、米国向け輸出は1兆1059億円と前年同月比18.4%増。7カ月連続で増えた。対米国の貿易黒字も18.6%増の5000億円で7カ月連続で増加。一方、中国との貿易収支は3864億円の赤字。17カ月連続の赤字で、7月としては過去最大だった。欧州景気低迷の影響で欧州連合(EU)との貿易収支は1026億円の赤字。7カ月連続の赤字で、赤字額は7月としては最大となった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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