2019年7月17日(水)

百貨店売上高、6月7.2%増 98年4月以来の伸び
高額品や衣料好調

2013/7/18付
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日本百貨店協会が18日発表した6月の全店ベースの売上高は5167億円だった。既存店ベースでは前年同月比7.2%増と2カ月連続のプラス。東日本大震災の反動で14.1%伸びた2012年3月を除くと、消費税率引き上げで落ち込んだ反動増が寄与した1998年4月(8.3%)以来、15年2カ月ぶりの高い増加率となった。

富裕層の旺盛な消費が続いたほか、海外からの観光客向けに高価な免税品の売り上げが前年の2倍となるなど高額品の販売が好調だった。商品別では美術・宝飾・貴金属が16.3%増と大きく伸びた。衣料品も10.5%増と好調で、中でも婦人服(11.5%増)や子ども服(15.2%増)の売れ行きが目立った。セールを前倒しする百貨店が増えたことや、前年よりも日曜日が1日多かったことが寄与した。

6月の東京地区百貨店売上高は1366億円。既存店ベースでは9.4%増と6カ月連続で前年実績を上回った。全国の主要都市では大阪や名古屋の百貨店売上高の伸び率が10%台に乗せており、全国的な回復の広がりがうかがえる。

日本百貨店協会の井出陽一郎専務理事は6~7月の百貨店での消費動向について「セール品以外の正規価格の衣料品にも動きがあると聞いている。消費は高額品から衣料品へと広がりが出てきた」と述べた。セールの売れ行きも「足元は順調」と指摘した。ただ一部百貨店がセールの開始日を前倒しした影響を見極めるため、消費回復の度合いは「7月、8月を踏まえて判断したい」とも話した。

同時に発表した1~6月の全国百貨店売上高は3兆20億円(全店ベース)だった。既存店ベースでは前年同期比2.3%増と2年連続でプラス。商品別では美術・宝飾・貴金属の15.2%増が目立って伸び、衣料品も紳士服や婦人服が好調で1.6%増だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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