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フィデリティWI社長「投機ではない投資文化を」(金融力シンポ)

フィデリティ・ワールドワイド・インベストメントのトーマス・バルク社長は18日午後、「ニッポン金融力会議」のプロジェクト、第2回トップシンポジウム「よみがえれ東京市場~活かせ個人金融資産」(主催・日本経済新聞社)で講演した。「投機や短期売買ではない投資文化を根付かせることなどが市場活性化につながる」として、投資家、金融業界と政府、上場企業の4者の役割がそれぞれ重要になると提言した。

講演するフィデリティ・ワールドワイド・インベストメントのトーマス・バルク社長(18日午後、東京・大手町)

新政権が円高是正策を打ち出す方針を示すなかで「家計の金融資産が現金に偏りすぎている」と指摘。「日本の投資家はデフレ環境に慣れ、誤った安心感に浸っている」と語った。インフレになれば資産が実質的に目減りするとの懸念を示した。

政府が導入する方針を固めた少額投資非課税制度(日本版ISA)について、「正しい方向に向かっている」と評価。海外でISAは長期的貯蓄や投資のためにインセンティブを構築できたとの見方を示した。金融機関に対して「(日本版ISAを)最大限活用できるよう努力すべきだ」とし、政府にも投資家が安心感をもてる運用を促すよう求めた。

また、東京市場が世界を代表する市場になるためには(1)資本の潤沢性(2)規制緩和など事業のやりやすさ(3)優秀な人材――の3点が必要になるとの認識を示した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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