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常陰三井住友信託銀社長「個人資産成長の呼び水に」(金融力シンポ)

三井住友信託銀行の常陰均社長は18日午後、「ニッポン金融力会議」のプロジェクト、第2回トップ・シンポジウム「よみがえれ東京市場~活かせ個人金融資産」(主催・日本経済新聞社)で講演した。1500兆円にのぼる個人金融資産の活用に向けた信託銀行の役割について「個人金融資産を成長の呼び水として、国境を越えて成長分野へ、世代を超えて未来へとつなぐ役割を果たすことで、東京市場の活性化に貢献できる」と指摘した。

発言する三井住友信託銀行の常陰均社長(18日午後、東京・大手町)

個人金融資産の具体的な活用方法としては(1)エネルギー・環境・医療・農業など中長期的な成長分野への金融仲介を促進すること(2)アジアの貯蓄を需要に直接向かわせる投信の拡充やクロスボーダーの信託の仕組みの開発(3)国内の個人金融資産の活用と併せて欧米や中東、アジアの成長マネーを国内にひき付けること――などを列挙。信託を活用した1500兆円の世代循環の必要性も強調した。

海外のマネーを呼び込むための方策については「日本で待っているだけでなく、アジアに集まる資金に現地でアクセスする機能を強化し、間接的に日本へ呼び込む工夫も必要」との考えを示した。

日本取引所が資金の受け皿である「場の提供者」であれば、信託銀行は資産の運用や管理で資金を流し込む役割を担う「プレーヤー」だと指摘。「信託銀行ならではの金融仲介機能をいかんなく発揮し、豊富な個人金融資産を東京市場の活性化、日本経済の発展につなげる仕組みづくりに貢献していくべきだ」と語った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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