大証社長、エフオーアイの虚偽記載「異常で不可思議」
大阪証券取引所(8697)の米田道生社長は18日の記者会見で、東証マザーズに2009年11月に上場した半導体製造装置メーカー、エフオーアイ(6253)が上場申請時に虚偽の決算数値を記載した問題について「売り上げの大半に当たる約100億円を水増し計上したということを、なぜチェック出来なかったのか。異常、不可思議で、市場関係者はなぜ発見できなかったかをきちんと検証していく必要がある」と述べた。
大証は同日、期末後30日以内としている四半期決算の開示期限目標を廃止すると発表した。6月末をめどに上場規則を改正する。四半期開示は法律上は45日以内となっているが、大証は30日以内が望ましいとしていた。東京証券取引所は3月、同様の改正を6月にも実施する方針を発表している。〔NQN〕
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