キリンHD純利益52%減 1~6月、営業益最高の598億円

2010/8/16付
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キリンホールディングスが16日発表した2010年1~6月期の連結決算は、純利益が前年同期比52%減の71億円だった。メルシャンの水産飼料事業で判明した不適切な取引に関連して特別損失を計上したことや、オランダの子会社清算に伴って為替差損が発生した。原材料価格の低減や販管費の削減を進め、営業利益は49%増の598億円と過去最高だった。

売上高は5%減の1兆101億円。決算期の変更でオーストラリア子会社の4~6月期の売り上げがなかったことが響いた。

あわせて10年12月期の連結純利益の見通しを前期比29%減の350億円に130億円下方修正した。メルシャンの不適切取引や子会社の清算に関連して特別損失が膨らむ。ビールなどの酒類や飲料の販売動向に先行き不透明感が残るため、売上高は4%減の2兆1800億円と、400億円下方修正した。営業利益と経常利益は修正しなかった。

記者会見した三宅占二社長は「10年度で75億円を予定しているコスト削減は、計画を前倒しで進め、1~6月期までで51億円を達成しており、極めて順調に推移している」と述べた。〔NQN〕

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