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楽天社長「新たな歴史開く」 通話アプリのバイバー買収

楽天は14日、欧州の通話アプリサービスの提供会社、バイバー・メディア(キプロス、リマソール市)を3月下旬に買収すると発表した。全株を取得し、新株発行も引き受ける。投資総額は9億米ドル(約920億円)に上る。トルコのIT(情報技術)企業が開発したバイバーは通話品質に定評があり、無料の国際通話に多く使われている。登録ユーザー数は約2億8000万人。楽天はバイバーの通話サービスを提供するほか、コンテンツ事業や電子商取引(EC)事業、金融事業の国際展開の拡大につなげる。

同日会見した楽天の三木谷浩史社長は「バイバーを活用してメッセージ機能をEC事業と密に結合させることが可能だ。楽天グループにとっても新たな歴史の幕開けとなる」と述べた。日本には「LINE(ライン)」など無料通話アプリが急速に普及しているが、「十二分にバイバーが日本で成長する余地はある」と自信を示した。業績への影響は「現時点では見積もりが困難。今後精査のうえ開示すべきことがあれば追って開示する」としている。

楽天は併せて、全額出資子会社でオンライン旅行予約サービスの楽天トラベルを4月1日付で吸収合併すると発表した。ECサイトとの相乗効果を高めるためという。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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