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10~12月の実質GDP、3期連続マイナス 年率0.4%減

内閣府が14日発表した2012年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は物価変動の影響を除いた実質で前期比0.1%減、年率換算では0.4%減だった。マイナスは3四半期連続。海外景気の低迷で輸出が落ち込み、設備投資が低迷するなど企業活動の停滞が響いた。個人消費や住宅投資、公共投資は好調だったが補えなかった。

QUICKが13日時点で集計した民間予測の中央値は前期比0.1%増、年率0.5%増だった。

生活実感に近い名目GDPは前期比0.4%減、年率では1.8%減だった。名目でも3四半期連続のマイナスだった。

実質GDPの内訳は内需が0.1%分押し上げたものの、外需は0.2%分のマイナスだった。欧州の景気低迷や尖閣諸島を巡る日中対立の影響があったとみられ、輸出は3.7%減。輸入は2.3%減だった。

項目別を見ると、設備投資が2.6%減と落ち込んだ。7~9月期から落ち込み幅は縮小したが、4四半期連続のマイナスだった。中国向けの輸出が落ち込み、製造業の設備投資に響いたとみられる。海外の景気回復に時間がかかっていることも企業の慎重姿勢につながったようだ。

半面、個人消費が伸び0.4%増と2四半期ぶりにプラスに転じた。エコカー補助金の終了に伴う自動車需要の落ち込みが響いたが、気温低下で冬物衣料のような季節性の高い商品の販売が伸びた。住宅投資は3.5%増。住宅を新築・改修すると商品などと交換できる住宅エコポイントが10月着工分まで対象だったことが押し上げ、7~9月期からプラス幅を拡大した。

公共投資は1.5%増。民間在庫の寄与度は0.2%のマイナスだった。

総合的な物価の動きを示すGDPデフレーターは前年同期と比べてマイナス0.6%。13四半期連続で前年を下回った。輸入品目の動きを除いた国内需要デフレーターは0.7%下落だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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