2017年12月17日(日)

オリンパス、通期純利益60億円に修正 カメラ苦戦で

2013/2/12付
保存
共有
印刷
その他

 オリンパスは12日、2013年3月期の連結最終損益が60億円の黒字(前期は489億円の赤字)になりそうだと発表した。黒字は確保するものの、従来予想である80億円の黒字から下方修正。コンパクトデジタルカメラ市場が急速に縮小していることから、販売計画などを見直した。同事業の生産設備などで37億円の減損損失を12年4~12月期に計上したのも響く。

 今期の売上高は13%減の7400億円、営業利益は1%減の350億円を見込む。従来予想はそれぞれ7570億円、380億円だった。デジタルカメラを含む映像事業が苦戦する一方で、医療事業は内視鏡の新製品効果もあって好調という。記者会見した竹内康雄取締役専務執行役員は「医療事業は当初想定を上回って推移しているうえ、円安も追い風」と述べた。

 同時に発表した2012年4~12月期の連結決算は、最終損益が76億円の黒字(前年同期は330億円の赤字)になった。前年同期に計上した減損損失が大幅に縮小したほか、過年度決算訂正関連費用などもなくなったことが寄与した。売上高は10%減の5612億円、営業利益は5%減の246億円になった。

 昨年12月末時点の自己資本比率は9.7%と、前期末時点の4.6%から上昇。ソニー(6758)との資本提携で1回目の第三者割当増資(190億円)が完了したうえ、有利子負債も圧縮した。2月にはソニーに対して310億円の第三者割当増資を実施する予定。竹内取締役専務執行役員は、ソニーによる資本増強終了後も「引き続き事業による自己資本の充実に努めたい」と述べた。

 期末配当を無配とする配当計画は変更しなかった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ

企業・業界をもっと詳しく

企業がわかる。業界がみえる。ニュースとデータをまとめてチェック!



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報