2019年1月19日(土)

5月の企業物価、0.5%下落 2カ月連続マイナス 原料価格の下落反映

2012/6/12付
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日銀が12日発表した5月の国内企業物価指数(2005年=100、速報値)は105.0と、前年同月に比べ0.5%下落した。前年比では2カ月連続でマイナスとなった。原料価格の下落で鉄鋼や非鉄金属の価格が下がったことが響いた。

企業物価指数は出荷や卸売り段階で企業同士が取引する製品の価格水準を示す。下落した品目数は442(全体の51.7%)となり、上昇品目(290)を上回った。下落品目の数が上昇品目を上回るのは3カ月連続。日銀は今後について「欧州債務問題を巡って投資家のリスク回避姿勢が続けば、さらに下落圧力がかかる」とみている。

項目別では、非鉄金属が8.2%下落、鉄鋼が6.0%下落となり、マイナス幅が大きかった。銅や銀などの非鉄金属は投資家のリスク回避姿勢が強まるとともに、国際価格が下落した。鉄鋼では鉄鉱石や原料炭といった原料の価格が下落し、製品価格に波及した。一方、電力・都市ガス・水道は10.1%上昇した。

輸出物価(円ベース)が前年同月比で3.4%下落。電気・電子機器や金属・同製品、化学製品の下げ幅が大きかった。景気の減速で原材料の価格が下がったほか、製品の需給が緩和したことが背景にある。一方、輸入物価(同)は同2.5%下落。金属・同製品や木材・同製品の下げが目立った。〔日経QUICKニュース〕

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