9月の国内企業物価、2.3%上昇 6カ月連続のプラス

2013/10/11付
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日銀が11日発表した9月の国内企業物価指数(2010年平均=100、速報値)は102.7となり、前年同月比で2.3%上昇した。プラスは6カ月連続。昨年秋以降の円安進行で輸入品の価格が押し上げられたほか、原油価格や電力料金が上昇した。

企業物価指数は出荷や卸売り段階など企業間で取引する製品の価格水準を示す。

820品目のうち、前年比で上昇したのは366品目(44.6%)、下落は340品目(41.5%)だった。8月分が改訂され確報値では下落品目が上昇品目を上回った。そのため、今月は上昇品目が12年2月以来1年7カ月ぶりに下落品目より多くなった。

上昇品目から下落品目を引いた品目数は26と、11年12月以来の高水準だった。価格引き上げが幅広い品目に広がっている。

9月は前月比では0.3%上昇した。円安を受け都市ガスや電力などの燃料費が上昇。猛暑の影響で鶏卵価格が上がるなど、農林水産物や非鉄金属が上昇に寄与した。

円ベースでの輸出物価は前年同月比で13.8%上がり、輸入物価も17.9%上昇した。前月比でも輸出物価は1.0%上昇し、輸入物価も2.2%上がった。原油市況高でガソリンや液化石油ガスなど石油・石炭製品が上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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