2019年1月18日(金)

4月の街角景気、天候不順で改善一服 先行き指数は最高更新

2013/5/10付
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内閣府が10日発表した4月の景気ウオッチャー調査(街角景気)によると、足元の景気実感を示す現状判断指数は前月比0.8ポイント低下の56.5だった。株高を背景に高額品の売れ行きは伸びたが、天候不順による春物衣料の不振が響き、過去最高に並んだ3月から一転、6カ月ぶりに悪化した。内閣府は基調判断について「持ち直している」を維持した。

4月は「家計」と「雇用」で低下した。株高が消費者の購買意欲を刺激し「宝飾品やブランド品といった高額品の売り上げが前年を大きく上回っている」(東北の百貨店)との指摘がある半面、「4月中旬は気温が低下して売り上げが大きく落ち込んだ」(四国の衣料品専門店)との声が目立った。雇用についても新年度向けの人材の需要増が一巡したとみられる。

一方、2~3カ月後の景気を占う先行き判断指数は0.3ポイント上昇の57.8と、2カ月ぶりに改善。製造業を中心に円安による収益改善を見込む声が根強く、調査を開始した2000年1月以降の最高を更新した。ただ「燃料費の高止まりによるコスト負担が運賃に転嫁できず、今後極端に良くなるとは思えない」(北陸の輸送業)といった円安デメリットを懸念する見方も広がっている。

調査は景気に敏感な小売業など2050人が対象で、有効回答率は90.5%。3カ月前と比べた現状や2~3カ月後の予想を「良い」から「悪い」まで5段階で評価して指数化する。今回の調査は4月25日から月末まで。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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