2019年3月19日(火)

11月の景気一致指数、5年4カ月ぶり高水準
0.1ポイント上昇

2014/1/10付
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内閣府が10日発表した11月の景気動向指数(CI、2010年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比0.1ポイント上昇の110.5だった。リーマン・ショック前の08年7月(110.7)以来5年4カ月ぶりの高水準で、3カ月連続で上昇した。

11月の有効求人倍率が6年1カ月ぶりに1倍台を回復したことに加え、気温が下がり衣料品をはじめとした季節商品の販売が伸びたことが寄与した。内閣府は一致指数の動きから機械的に求める景気の基調判断を前月までの「改善を示している」で据え置いた。

数カ月後の先行きを示す先行指数も1.0ポイント上昇の110.8となり、07年5月(111.4)以来6年6カ月ぶりの高水準だった。4月からの消費増税を前に需要が堅調な自動車の在庫率が下がったほか、新設住宅着工床面積が増加。住宅や自動車に使われる鉄鋼の在庫率も低下した。東証株価指数(TOPIX)の上昇も指数を押し上げた。

景気に数カ月遅れる遅行指数は1.8ポイント上昇の114.7だった。08年12月(116.6)以来4年11カ月ぶりの高水準。企業の業績改善を受けて法人税収が増えたほか、完全失業率も改善した。

指数を構成する経済指標のうち、3カ月前と比べて改善した指標が占める割合を示すDIは一致指数が85.0、先行指数が77.8だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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