コンプガチャ廃止表明相次ぐ グリーやDeNA

2012/5/9付
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ソーシャルゲームの課金システム「コンプリートガチャ(コンプガチャ)」の中止を消費者庁が要請するとの報道を巡り、ソーシャルゲーム(交流ゲーム)関連企業は9日、廃止していく方針を相次ぎ表明した。グリーは自社ゲーム内のコンプガチャについて10日から新規の提供を中止、31日までに全て終了すると発表した。「探検ドリランド」などのゲームが対象になる。現時点では消費者庁から正式な要請は受けていないという。今後の対応については「関連企業6社で構成する連絡協議委員会と連携を図りながら対応していきたい」(同社広報部)としている。

ディー・エヌ・エーの守安功社長は、2012年3月期の決算発表会見でコンプガチャを廃止する方針を明らかにした。「ただちに現行法に違反するとは思っていないが、コンプガチャに相当するようなものは廃止を進める」とし、消費者庁と議論しながら自社で存廃のガイドラインを作成していく考えだ。13年3月期の連結業績予想は公表せず、「現時点で問題とされる範囲が明確でないため、業績に与えるインパクトを見積もることができない」と述べた。

東証マザーズ上場のKLabも、同社が提供するゲームでの実施を5月末ですべて終了し、新たなコンプガチャは行わないと発表した。業績への影響について同社は、コンプガチャ導入後の月次売上高が導入前に比べ15%増加したとしたうえで、ゲーム性の強化などにより影響をある程度防げると説明している。〔日経QUICKニュース〕

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