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5月の経常黒字、62.6%減 貿易赤字拡大が影響

財務省が9日発表した5月の国際収支状況(速報)によると、海外との総合的な取引状況を示す経常収支は2151億円の黒字だった。4カ月連続の黒字を確保したが、黒字額は前年同月比で62.6%減少した。液化天然ガス(LNG)や原粗油の輸入増を背景とした貿易赤字の拡大が影響した。所得収支の黒字幅縮小も重荷となった。

貿易・サービス収支は9410億円の赤字。赤字は2カ月連続。うち貿易収支は、輸送の際の保険料や運賃を含まない国際収支ベースで8482億円の赤字だった。LNGや原粗油は火力発電向けを中心に輸入が引き続き増加。米国向けを中心に好調な自動車や自動車部品などの輸出の伸びで補いきれず、赤字幅は前年同月から770億円拡大した。

旅行や輸送などの動向を示すサービス収支は928億円の赤字。通信や建設などの分野が落ち込み、赤字額が734億円増えた。

所得収支は1兆2737億円の黒字だった。ただ、海外企業1社が日本の支店をグループ会社に格上げし、利益を本国に送金したため、黒字額は11.7%減った。

財務省は今後について「欧州経済の低迷が輸出の本格回復の足かせになる点などが混在しており、先行きを見通すのは難しい」としている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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