経常黒字、上半期で過去最少 燃料輸入増が影響

2012/8/8付
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 財務省が8日発表した2012年1~6月の国際収支状況(速報)によると、経常黒字は前年同期比45%減の3兆366億円だった。黒字額は比較可能な1985年以降、上半期ベースで過去最少になった。原子力発電所の稼働停止に伴う原粗油や液化天然ガス(LNG)の輸入増加や価格上昇に伴い、貿易赤字が拡大したことが大きく影響した。

 貿易・サービス収支は3兆4227億円の赤字。3半期連続の赤字で、うち輸送に絡む保険料や運賃を含まない国際収支ベースの貿易収支は2兆4957億円の赤字だった。赤字額は共に過去最大だった。昨年の東日本大震災の反動で自動車や自動車部品の輸出が好調だったが、補えなかった。旅行や輸送などの動向を示すサービス収支も9271億円の赤字だった。

 所得収支は7兆1467億円の黒字だった。債券利子の受け取りが減ったことなどを受け、黒字額は1.8%減と4半期ぶりに縮小した。

 財務省国際局は「足元で黒字幅の縮小傾向が続いており、原油価格の動向や欧州債務問題などの海外景気、為替の状況について引き続き十分に注視していかなければいけない」と指摘している。

 併せて発表した6月の経常収支は4333億円の黒字だった。5カ月連続の黒字だが、黒字額は前年同月比で19.6%減少した。うち貿易収支は1120億円の黒字だったが、黒字額は13.7%減少。所得収支の黒字は4.1%減の5802億円だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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