2019年3月19日(火)

8月街角景気、「ドバイ危機」以来の大幅悪化
判断下方修正、秋物の売れ行き落ち込み

2010/9/8付
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内閣府が8日発表した8月の景気ウオッチャー調査によると、街角の景気実感を示す現状判断指数は前月比4.7ポイント低下の45.1と2カ月ぶりに悪化した。ドバイショックのあった2009年11月(7.0ポイント低下)以来の下げ幅で、過去4番目の大幅悪化。

猛暑で夏物商品の販売が好調だった半面、秋物商品の売れ行き落ち込みや客足の減少が響いた。円高による企業採算悪化を懸念する声もあり、指数を構成する家計、企業、雇用のすべての分野が悪化した。

2~3カ月先の先行き判断指数は6.6ポイント低下の40.0と、4カ月連続で悪化。エコカー補助金の終了や、株安や円高への懸念を反映した。内閣府は判断を「景気は引き続き厳しいなかで、持ち直しの動きがこのところ緩やかになっている」と9カ月ぶりに下方修正した。

記者会見した内閣府の津村啓介政務官は「円高と猛暑が大きなマイナス要素となって、非常に厳しい結果が出た。少しマインドが大きくふれている面があるのではないか」と語った。

調査は景気に敏感な小売業関係者など2050人が対象。3カ月前と比べた現状や2~3カ月先の景気予想を「良い」から「悪い」まで5段階で評価してもらい、指数化する。今回の調査期間は8月25日から月末まで。〔NQN〕

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