8月の景気一致指数、2カ月ぶり低下 先行指数も

2013/10/7付
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内閣府が7日発表した8月の景気動向指数(CI、2010年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が0.1ポイント低下の107.6と2カ月ぶりに低下した。医療・福祉の分野で所定外労働時間が減少したことに加え、化学プラント向けの反応用機器や電力会社向けボイラーの生産が前月に大きく伸びていた反動で減少したことが響いた。

内閣府は一致指数の動きから機械的に求める景気の基調判断を前月までの「改善を示している」で据え置いた。

数カ月後の先行きを示す先行指数は1.4ポイント低下の106.5だった。輸入物価の上昇などで消費者マインドが悪化傾向にあるほか、東証株価指数(TOPIX)が低下したことを反映し2カ月ぶりに低下した。内閣府は先行きについて「全体の動きがどうなるか注意深く見ていきたい」としている。

景気に数カ月遅れる遅行指数は横ばいの112.8だった。完全失業率が悪化する一方、企業の収益環境の改善を背景に法人税収入が増加した。

指数を構成する経済指標のうち、3カ月前と比べて改善した指標が占める割合を示すDIは一致指数が50.0、先行指数が22.2だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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