2019年1月21日(月)

景気一致指数3カ月ぶり低下 4月、先行き懸念で

2012/6/7付
保存
共有
印刷
その他

内閣府が7日発表した4月の景気動向指数(CI、2005年=100)速報値によると、景気の現状を示す一致指数は96.5と前月から0.2ポイント低下した。低下は3カ月ぶり。前月に大きく伸びた消費に反動減が見られたほか、世界経済の減速懸念を背景に景気の先行き不透明感が強まっている。

商業販売額は前月までの勢いが続かず、減少に転じた。欧州債務問題などを背景に、半導体など電子部品・デバイスといった生産財の出荷が伸び悩んだ。

一方で、自動車販売はエコカー補助金の効果などで高水準を維持し、耐久財の出荷は増加。橋梁や鉄鋼といった建設財の出荷も増えるなど復興需要も景気を下支えしている。

内閣府は一致指数の動きから機械的に求める景気の基調判断を「改善」で据え置いた。

数カ月後の先行きを示す先行指数は前月比1.3ポイント低下の95.1と7カ月ぶりに低下した。電子部品に加え、液晶テレビなども出荷が伸びず、生産財や最終財の在庫が増えた。欧州不安をきっかけにした金融・資本市場の混乱で、株価や商品価格が大きく下がったこともマイナスに寄与した。

景気に数カ月遅れる遅行指数は0.2ポイント低下の86.5と3カ月ぶりに低下。完全失業率の悪化などが響いた。

指数を構成する経済指標のうち、3カ月前と比べて改善した指標が占める割合を示すDIは一致指数が85.0%、先行指数が55.6%だった。〔日経QUICKニュース〕

日経電子版が2月末まで無料!いつでもキャンセルOK!
お申し込みは1/31まで

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報