吉野家HD社長「安いだけではだめ」 牛鍋丼効果で9月好調

2010/10/7付
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吉野家ホールディングスの安部修仁社長は7日、2010年3~8月期決算の記者会見で「安い価格をつけようと思えば、明日からでもできるが、単に低価格ではやらない。定番商品は長いトレンドに耐えられなければならない」と述べ、牛丼の安値競争に一線を画す考えをあらためて示した。

吉野家HDは「牛丼(並盛り)」よりも価格が100円安い「牛鍋丼」(280円)を9月7日に発売。11月には「牛キムチクッパ」も280円で投入する予定だ。牛鍋丼の投入効果で9月の牛丼店「吉野家」の既存店の客数は前年同月に比べ24.5%伸び、売上高は5.9%増えたという。

「すき家」や「松屋」など競合他社が牛丼を値下げするなか、吉野家は価格競争で出遅れ感があったとされる。安部社長は「顧客の期待にふさわしいお値打ち感を出すため、これからもメニューと価格の整合性をみながらやっていく」と強調した。〔日経QUICKニュース〕

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