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5月の景気一致指数、2カ月連続低下 自動車伸び一服

内閣府が6日発表した5月の景気動向指数(CI、2005年=100)速報値によると、景気の現状を示す一致指数は95.8と前月から1.2ポイント低下した。低下は2カ月連続。エコカー補助金などきっかけにした自動車の増勢が一服した。

自動車については生産、出荷の両面で前月よりも悪化。欧州向けが停滞したことに加え、政策効果を手掛かりにした大幅な伸びには一服感が漂いはじめた。生産活動の弱まりを受けて、大口電力使用量も減少した。

一方で、自動車の生産や出荷に関して「基本的には堅調に推移している」(内閣府)といい、悪化は一時的とみている。内閣府は一致指数の動きから機械的に求める景気の基調判断を「改善」で据え置いた。

数カ月後の先行きを示す先行指数は0.3ポイント上昇の95.9と2カ月ぶりに上昇に転じた。欧州債務問題を理由に株価などの市況悪化が指数を押し下げたものの、実体経済が回復を支えた。復興需要が後押しする建設関連の最終財のほか、半導体など電子部品・デバイスも出荷が増えて、在庫率が低下した。

景気に数カ月遅れる遅行指数は0.2ポイント上昇の86.1と、2カ月ぶりに改善。完全失業率の低下など雇用指標の改善が景気を下支えした。

指数を構成する経済指標のうち、3カ月前と比べて改善した指標が占める割合を示すDIは一致指数が50.0%、先行指数が22.2%だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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