2019年2月24日(日)

6月の景気一致指数、3カ月連続低下
自動車生産の減少で

2012/8/6付
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内閣府が6日発表した6月の景気動向指数(CI、2005年=100)速報値によると、景気の現状を示す一致指数は前月比2.0ポイント低下の93.8だった。低下は3カ月連続。内閣府は一致指数の動きから機械的に求める景気の基調判断を「改善」から「足踏み」へ東日本大震災が発生した昨年3月以来、1年3カ月ぶりに下方修正した。

景気の回復傾向に水を差したのは自動車だった。エコカー補助金で支えられてきたが、世界経済の減速懸念を背景に海外向けを中心に出荷が停滞。国内生産の一服につながった。

生産活動が鈍ったことを受けて、大口電気使用量や所定外労働時間が減るなど自動車生産の減少は日本経済に波及しつつある。内閣府はエコカー補助金の早期終了が見込まれるなかで自動車の生産減の影響について「かなり注視してみなければいけない」と警戒感を強調した。

数カ月後の先行きを示す先行指数は2.6ポイント低下の92.6と3カ月連続で低下した。化学工業や鉄鋼など生産財は、出荷の減少を受けて在庫が積み上がった。新設住宅着工床面積が減少に転じたほか、原油価格など商品相場の下落も影響した。

景気に数カ月遅れる遅行指数は0.4ポイント上昇の86.9と2カ月連続で上昇。完全失業率の低下や法人税収の増加が支えた。

指数を構成する経済指標のうち、3カ月前と比べて改善した指標が占める割合を示すDIは一致指数が20.0%、先行指数が33.3%だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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