米指標改善で金利上昇、強まる緩和縮小「9月観測」
[有料会員限定]
【NQNニューヨーク=川内資子】5日の米国債市場で10年物国債利回りは一時2.99%まで上昇(価格は下落)し、約2年1カ月ぶりの高水準を付けた。米景気の順調な回復を示す経済指標の発表が続いているためだ。
米連邦準備理事会(FRB)が17~18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的金融緩和策の縮小を決めるかどうかの最終の判断材料にするとされる8月の雇用統計。発表を6日に控えて、市場では「9月のF...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り768文字