ソフトバンクのロボット、15年2月の市販めざす
ソフトバンクは5日、ロボット事業に参入すると発表した。人の感情を認識し、会話ができるヒト型ロボットの第1号「pepper(ペッパー)」を開発した。6日からソフトバンク銀座店と表参道店に設置し、接客に利用する。人と高度なやり取りができるようなノウハウを積み、15年2月には家庭向けロボットとして一般販売を目指す。
家庭向けロボットの本体価格は19万8000円、連続稼働時間は12時間以上、ベビーシッターなどの利用を想定している。

ロボットは12年に出資した仏ベンチャーのアルデバラン・ロボティクス社と開発した。生産は電子機器の受託製造サービス(EMS)最大手の台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業グループに委託する。
孫正義社長は同日の発表会で「今日はロボットに感情を与え、心を与えることに挑戦する日。歴史的な転換点だ」と述べた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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