2019年1月22日(火)

日銀、雨宮理事の再任を発表 理事再任は中曽氏に続く2例目

2014/6/3付
保存
共有
印刷
その他

日銀は3日、同日付で理事に雨宮正佳氏(58)を再任したと発表した。麻生太郎財務相が同日、発令した。任期は4年で、金融政策を立案する企画局や金融市場局などの担当を続ける。1998年施行の新日銀法下での理事再任は2012年11月の中曽宏氏(現副総裁)以来、2例目となる。

日銀理事は業務執行の責任を担う事務方トップ。雨宮氏は01~06年に実施した量的金融緩和の立案に携わるなど、企画局の経験が長い。10年に企画担当として理事に就任後、一時大阪支店長に転じていたが、白川方明前総裁の退任間際の人事で再び企画担当理事に就任。昨年4月の量的・質的金融緩和の導入の際には、実務面で政策を支えた。

雨宮氏の再任で、日銀は2%の物価安定目標の実現に向けて実務面での体制維持を図る。黒田総裁ら執行部は目標達成の期限を「2年程度を念頭」としており、既に残り1年を切った。生鮮食品を除く消費者物価指数(CPI)の上昇率は消費増税の影響を除いても4月は前年比で1.5%上昇し、来るべき量的・質的緩和を終了させる「出口戦略」に向けても万全の体制を期したいとの意向が働いたとみられる。

雨宮 正佳氏(あまみや・まさよし) 79年東大経卒、日銀入行。企画第1課長、政策委員会室審議役、企画局長などを経て、10年6月に企画担当の理事。12年5月から大阪支店長(大阪支店担当理事)、13年3月から再び企画担当理事。東京都出身。58歳。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

日経電子版が2月末まで無料!いつでもキャンセルOK!
お申し込みは1/31まで

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報