NY円、上昇に転じる 1ドル=99円台前半、米雇用統計受け
【NQNニューヨーク=増永裕樹】2日朝方のニューヨーク外国為替市場で、円相場が対ドルで上昇に転じた。1ドル=99円台前半で推移している。午前8時半発表の7月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数は前月比で16万2000人増だった。伸びが18万人程度との市場予想を下回り、緩和的な金融政策の正常化へ向けたハードルが高まったとの見方が浮上。円相場は雇用統計発表直前には99円台後半で推移していたが、円買い・ドル売りが広がった。
午前8時35分時点で、円相場は前日比20銭円高・ドル安の1ドル=99円30~40銭で推移している。