日航の通期、純利益25%減に上方修正 国際線好調

2012/11/2付
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日本航空は2日、2013年3月期の連結純利益が前期比25%減の1400億円になる見通しだと発表した。国際線が好調なうえ、コスト削減が進んでいるため従来予想から100億円上方修正する。年間配当計画は引き続き未定。会見した植木義晴社長は日中関係の悪化による中国便の旅客数減について「回復は見えていないが、確実に底は打ったと思う」と述べた。通期の売上高は微増の1兆2150億円、営業利益は19%減の1650億円と見込む。

同日発表した2012年4~9月期の連結決算は純利益が前年同期比2%増の997億円となり、中間決算では過去最高を更新した。円高を背景に欧米や東南アジアへの旅行需要が増え、国際線の旅客収入は前年同期比10.2%増加した。コスト削減も寄与した。

売上高は6%増の6342億円、営業利益は6%増の1121億円だった。最新鋭のボーイング787型機を成田―ボストン線に加え、旅客が伸びている成田―デリー線にも投入するなど、需要に応じた機材の配置を工夫して収益性を改善した。国内線は羽田発着の北海道便や東北便などで増便や運航機体の大型化に取り組み、旅客収入が2.9%増えた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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