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シャープ、赤字過去最大に 構造改革費追加計上など響く

シャープ(6753)が1日発表した2013年3月期の連結業績予想は、最終損益が4500億円の赤字(前期は3760億円の赤字)となる見通しだ。赤字幅は従来予想(2500億円の赤字)から大幅に拡大し、2期連続で過去最大を更新する。構造改革費用の追加計上や繰り延べ税金資産の取り崩しなどが響く。

売上高は微増の2兆4600億円、営業損益は1550億円の赤字(前期は375億円の赤字)を見込む。従来予想はそれぞれ2兆5000億円と1000億円の赤字だった。液晶や太陽電池などが従来計画を下回る見込み。ただ、AV(音響・映像)機器は回復するとみられる。記者会見した奥田隆司社長は「収益は2012年4~6月期を底に回復している」と強調。下期だけを見ると営業損益は黒字回復する見通しだ。

奥田社長は「下期に繰り延べ税金資産の取り崩しは見込んでいない」と説明。8月2日に発表したコスト削減策に加えて国内外の販売体制を見直す計画で、下期は「構造改革の進展による収益力強化が期待できる」述べた。

通期配当計画は従来通り無配を据え置いた。

同時に発表した12年4~9月期連結決算は最終損益が3875億円の赤字(前年同期は398億円の赤字)だった。合計844億円の事業構造改革費用を計上したことに加え、繰り延べ税金資産を610億円取り崩したことが響いた。

売上高は前年同期比16%減の1兆1041億円、営業損益は1688億円の赤字(前年同期は335億円の黒字)だった。液晶事業の不振が続いたことなどが主因。中小型液晶と電子デバイスの従来品について棚卸し資産評価損を合計300億円計上したことも重荷になった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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