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取っ手に電気錠内蔵した玄関ドア 女性にもアピール

YKKAP「ヴェナート スマートコントロールキー」

YKKAPの「ヴェナート スマートコントロールキー」

YKKAPは電気錠を取っ手に内蔵した高断熱の住宅用玄関ドアを4月1日に発売した。従来の電気錠では取っ手の上部に別に付けていた読み取り部分(電気錠ユニット)を内部に取り込んで見えなくし、デザイン性を高めた。

カード状やシール状のキーを取っ手にかざすと2つの鍵がかかる。片方の鍵が開いてから、もう一方の鍵を開けるまでに50秒たつと、開けた鍵が自動的に閉じる。家の中にあるドアホンと連携し、子供の帰宅時に玄関まで行かずに鍵を開けることができる。外出先から携帯電話で鍵がかかっているか確認することも可能だ。

電気錠を内蔵しない場合に比べて、ドアの価格は約4万8000円高くなる。停電時に自動で非常用バッテリーに切り替わる機能もオプションで用意した。

価格は37万5900円(S20デザインD4仕様、片開き、工事費別)、販売目標は年間100億円。

【日経産業地域研究所研究員の視点】

リクシルの「フォラード カザスリミテッド」をベンチマーク商品として採点した(ベンチマーク商品の概要は下記)

電気錠はカードキーなどをかざすだけで一度に確実に2つの鍵をかけられる便利さが強み。ピッキングに時間がかかれば、こじ開けた鍵が自動的に閉まる防犯性の高さも人気だ。YKKAPの玄関ドア出荷台数のうち、電気錠タイプの割合は約2割に膨らんだ。

ただ、これまでは電気錠ユニットが別に付くなど見た目の悪さを嫌って購入しない消費者も多かったという。「最終ユーザーの住設機器に対するこだわりが強くなってきた。工務店を相手にすれば営業が務まった時代は去り、特に女性目線を強く意識して商品開発をしなくてはならなくなった」とYKKAPの堀秀充社長は話す。

すっきりした外観になった今回の製品は女性にも大いにアピールしそうで、電気錠普及に弾みがつきそうだ。

価格37万5900円(S20デザインD4仕様、片開き、工事費別)
販売目標年間100億円
発売4月1日
電源AC100V
電気代年間約293円(電気錠で1日10回施解錠の場合)
取っ手の素材ガラス繊維強化樹脂など
電気錠読み取り部の高さ地上から1010mm
取っ手の色シルバー、ゴールド、ブラック
標準装備のキーカードキー3枚とシールキー2枚

【ベンチマーク商品】

リクシルの「フォラード カザスリミテッド」。ドアのボタンを押した後、カードキーをかざすと上下2つの電気錠を同時に閉じたり開いたりする。片方の鍵が開いてから、もう一方の鍵を開けるまでに20秒たつと、開けた鍵が自動的に閉じる。37万3800円(高断熱タイプ)。2008年11月1日発売。

「新製品ウオッチャー」では、日経産業地域研究所が選んだ注目の新製品を、同業他社や販売店の担当者、評論家など3~5人の専門家が評価。新規性など12項目で競合製品(ベンチマーク商品)と比べた優劣を「非常に優れる」(6点)から「同等」(3点)、「非常に劣る」(0点)までの7段階で各専門家が採点し、その平均を算出しています。

■より詳しく知りたい方は「日経消費ウオッチャー」オンライン・データベース(有料)で

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