2018年8月17日(金)

フィギュア、浅田に勝機 長野女王が占う戴冠の行方

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2014/2/5 7:00
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リピンスキーさんは米NBCテレビの解説者としてソチに

リピンスキーさんは米NBCテレビの解説者としてソチに

 高難度ジャンプをいとも簡単に跳び、1998年長野五輪のフィギュアスケート女子を史上最年少で制したタラ・リピンスキーさん(31)。当時、表現力豊かなミシェル・クワンとの10代の米国勢対決は話題になった。リピンスキーさんが子どもたちに与えた影響は大きく、彼女に憧れた選手の中にはソチ五輪に出場する浅田真央(中京大)、アシュリー・ワグナー(米国)らがいる。

五輪はメンタル90%・フィジカル10%

 リピンスキーさんは今回、米NBCテレビの解説者兼アナリストとして、昨年現役を引退した男子のジョニー・ウィアさんと登場する。長野五輪後にプロに転向、当時はプロのフィギュア界が最も華やかだった時代で、アイスショーや数々のプロの大会でも優勝。ここ数年は解説の仕事を中心に活動してきた。

 「五輪というのは予測が難しい。どんな一流選手でもわずかに体が震えてしまう。それをねじ伏せられるのは『私はやれる』という自信だけ。上位10選手のプログラムのレベルに大差はない。勝敗を分けるのは力を出し切れるか。五輪に関していえばメンタル90%、フィジカル10%だと思う」

 フィラデルフィアに生まれ、6歳でスケートを始めたリピンスキーさんの場合、1日5回プログラムを通して演じ、自信をつけたという。「安定性が大切」と何度も繰り返し、大舞台の経験を重視する。その点を踏まえて、2010年バンクーバー五輪でもしのぎを削った浅田と、金妍児(キム・ヨナ、韓国)を金メダル候補の中心に挙げた。

 「ヨナは1年間休養して、昨年3月の世界選手権を制したのには驚いた。ジャンプも戻っていたし、ミスがない。スケートの才能に加え、ずばぬけた度胸もある。でも、バンクーバーのような完璧な演技がまたできるとは思えない」

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