2019年7月20日(土)

情報の流れ変える「まとめサイト」 ニュースのハブに
ブロガー 藤代 裕之

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2013/10/3 7:00
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ネット上にちらばるニュースをテーマごとに収集・整理し、読みやすく提示する「まとめサイト」の存在感が高まっている。ユーザーがニュースに接する入り口として、影響力が大きくなっているためだ。マスメディアと個人をつなぐ「ミドルメディア」、いわばネットのハブとしての役割も増している。広告関連企業などによるまとめサイトの調査も相次いでおり、ニュースの伝わり方が変容していることが分かってきた。

■情報拡散で、まとめサイトが存在感

有力まとめサイト「NAVERまとめ」のトップ画面

有力まとめサイト「NAVERまとめ」のトップ画面

「まとめサイトによって、これまでとは違うニュースがソーシャルメディアに流通していると感じます」。調査した電通パブリックリレーションズ(電通PR、東京・中央)の細川一成デジタルコミュニケーション室シニアコンサルタントは話す。

まとめサイトは、ネット上にあるニュースや書き込み、データなどを再編集するサイトである。2ちゃんねるなどの掲示板の内容をブログでまとめたり、情報を辞典方式で整理する「wiki」と呼ばれる仕組みを利用したりして編集される。大手メディアなどのニュースとソーシャルメディアの書き込みを組み合わせることで分かりやすく情報を伝えることができ、人気を得ているまとめサイトも多い。

2009年7月、「NAVERまとめ」がサービスを開始した。現在LINE(東京・渋谷)が運営する大手まとめサイトだ。ニュースや書き込みを収集・編集する人に報酬を支払う仕組みのため、内容が比較的充実しており、大きくユーザー数を伸ばしている。7月末で月間19億ページビュー(媒体資料より)となっている。

情報のシェアに関する調査結果(電通パブリックリレーションズ調べ)

情報のシェアに関する調査結果(電通パブリックリレーションズ調べ)

電通PRはインターネットで600人を対象に3月に調査した。フェイスブックのシェアやツイッターのリツイートなど、ネットでの情報のをシェア(共有)する機能を利用して拡散する情報は、友人のつぶやき、ブログ、SNSでの投稿数が1位の60.8%、続いて新聞社などのメディアが運営するニュースサイト57.8%、ヤフーなどのポータルサイト53.7%、まとめサイト27.8%となっている。

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