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宮古島で橋梁向け新材料の耐食性検証、腐食センサー活用

新材料の開発などを担う物質・材料研究機構(NIMS)と土木研究所が提携し、橋梁などの社会インフラを対象とした共同研究を始める。目玉となるのが、沖縄県宮古島を舞台に実施する実証試験だ。物質・材料研究機構が新たに開発した耐食鋼の暴露試験や、腐食センサーによる遠隔モニタリングを実施する。2013年7月23日に発表した。

共同研究のテーマは、(1)鉄鋼材料などの実橋暴露試験とモニタリング技術確立、(2)非破壊診断技術による構造物の材質劣化評価技術確立、(3)金属溶射技術を適用した防食・肉盛補修技術の開発――の3項目。このうち(1)では、沖縄県が宮古島で建設している伊良部大橋を利用した実証試験を進める。

3年間掛けて新材料の性能検証

物質・材料研究機構によると、暴露試験では伊良部大橋に設置した2基の架台に各30個の試験体を取り付けて、3年間を掛けて性能を調べる予定。同機構が開発した耐食鋼を鉄筋に使用したコンクリートなどが対象だ。

同時に、橋脚などにセンサーを少なくとも20~30個取り付けて、橋梁の腐食環境を計測する。使用するのは、同機構などが開発した「ACM型腐食センサー」。金属に流れる微弱な腐食電流を捉える仕組みだ。センサーで計測したデータは、無線LANを経由して土木研究所などがある茨城県つくば市に送信し、モニタリングする。

(日経コンストラクション 木村駿)

[ケンプラッツ 2013年7月30日掲載]

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