CCC、紙の本購入で電子書籍も入手できる新サービス

書店チェーン「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と電子書籍サービスを運営するBookLiveは、2014年6月30日、紙の書籍を購入すると同時に同タイトルの電子書籍を配信するなどの連携サービスを発表した。2014年内の開始を予定する。
ポイントサービス「Tポイント」と電子書籍サービス「BookLive!」を連携させ、複数のサービスを開始する。サービスの一例が、TSUTAYAで紙の本を購入した際に、同タイトルの電子書籍を無料配布あるいは値引き価格で販売する「AirBook」。電子書籍が無料の場合は、紙の書籍をレジで会計すると同時にBookLive!のアプリに電子書籍のデータがダウンロードされ、即座に読めるという。
紙の本をTSUTAYAで取り寄せる際、届くまでの間に電子書籍版を無料で読める「FastRead」、DVDやゲームを購入したときに関連の電子書籍を値引き販売するなど特典を付ける「TSUTAYA360」などのサービスも予定している。

(日経パソコン 松元英樹)
[ITpro 2014年6月30日掲載]