2018年11月13日(火)

西武鉄道の自立運転メガソーラー、除草にヤギを活用

2013/11/30付
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西武鉄道は11月27日、埼玉県飯能市にある同社の保有地で、出力約2MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を設置すると発表した。2013年12月上旬から建設を始め、2014年8月の稼働を予定する。

除草に活用する予定の武蔵横手駅のヤギ(出所:西武鉄道)

埼玉県飯能市の建設するメガソーラーの完成予想図(出所:西武鉄道)

名称は、「西武飯能日高ソーラーパワーステーション」。西武飯能日高分譲地内の保有地で、同区画の開発・分譲に至るまでの間、暫定的に発電事業を実施するという。発電による年間の売上額で約9600万円を見込む。

災害時の計画停電や大規模停電時に備え、電力系統の停電時にも稼働する自立運転機能付きのパワーコンディショナー(PCS)を導入し、可搬型蓄電池を設置する。地元自治会と連携し、災害時に分譲地内の緊急避難施設となる自治会館などに蓄電池で電力供給できる体制を整える。

完成後の太陽光パネル周りの除草には、時期によって池袋線・武蔵横手駅のヤギも活用する。同社では、武蔵横手駅線路脇の社有地において、草刈り機による除草作業をヤギに代替させている。CO2の排出を減らす取り組みの一環だ。

雄の「そら」と雌の「みどり」、2匹の間に産まれた「だいち」と「はな」の4匹がおり、周辺地域のマスコット的な存在になっている。メガソーラーの除草にも、これらのヤギを活用する。

西武グループでは、「新たなビジネスモデルの育成」「保有資産の有効活用」という観点および、昨今の国内エネルギー情勢の変化などを踏まえ、2013年4月からグループ内の遊休地を活用した太陽光発電事業に参入した。すでに西武鉄道を事業主として埼玉県日高市で、プリンスホテルを事業主として宮崎県日南市、静岡県伊豆の国市、北海道札幌市で、近江鉄道を事業主として滋賀県高島市で、それぞれ太陽光発電設備の建設を発表している。

(日経BPクリーンテック研究所 金子憲治)

[Tech-On! 2013年11月29日掲載]

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