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京浜急行で24カ所の踏切を除去、10月に切り替え

京浜急行電鉄は2012年10月21日、「本線」の平和島駅~六郷土手駅間と「空港線」の京急蒲田駅~大鳥居駅間の両区間で下り線の軌道を高架に切り替える。上り線は10年5月までに高架化を終えており、今回の高架化によって上下線で24カ所の踏切がなくなる。10年9月に除去した下り線の4カ所と合わせると、合計28カ所の踏切がなくなることになる。

京急本線などの高架化は、東京都が事業主体として進めている「京浜急行本線及び同空港線(京急蒲田駅付近)連続立体交差事業」の一環。東京都大田区を走る本線と空港線を蒲田駅付近で高架にし、28カ所の踏切を除去する。事業の対象区間は、本線が平和島駅から六郷土手駅までの約4.7kmで、空港線が京急蒲田駅から大鳥居駅までの約1.3km。事業費は東京都が整備する道路の費用なども含めて約1892億円に上る。

高架化に当たっては、本線と空港線の合計約6kmのうち、約6割に直接高架工法を採用した。仮設の線路を設けて高架橋を造る一般的な仮線工法に対して、直接高架工法では運行している鉄道の直上に高架橋を造る。このため、用地取得の影響を受けずに工事を進めることができた。

高架にする駅は、大森町駅と梅屋敷駅、京急蒲田駅、雑色駅、糀谷駅。京急蒲田駅は2層構造になって空港線の本数が10月21日から増加。羽田空港への接続性が向上する。踏切の解消によって、1時間当たり最大で53分間遮断されていた大森町第1踏切がなくなる。

この連続立体交差事業は2000年12月に着手し、01年12月に着工した。下り線の高架化の工事を終えた後は、駅舎にエスカレーターを設置する工事や踏切の撤去工事などを進める。事業は2014年度末に完了する予定だ。

(ライター 山崎一邦)

[ケンプラッツ 2012年8月29日掲載]

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