トヨタとヤマハ発動機、次世代モビリティ社会の構築で協業

2011/11/29付
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図1 協業を発表するトヨタ自動車 代表取締役社長の豊田章男氏(左)とヤマハ発動機 代表取締役社長の柳弘之氏(右)

図1 協業を発表するトヨタ自動車 代表取締役社長の豊田章男氏(左)とヤマハ発動機 代表取締役社長の柳弘之氏(右)

トヨタ自動車とヤマハ発動機は2011年11月28日、次世代モビリティ社会の構築で協業すると発表した(図1)。トヨタ自動車が開発したエネルギー管理システム「トヨタスマートセンター」に、ヤマハ発動機の電動バイクなどを接続できるようにする。ITサービス分野における開発コストの低減も視野に2012年春をメドに実証実験を始め、「つながる」機能を搭載した車両やサービスの製品化を目指すという。

トヨタ自動車のプラグイン・ハイブリッド車(PHEV)や電気自動車(EV)と、ヤマハ発動機の電動バイクや電動アシスト自転車で充電インフラやエネルギー管理システムを共有させる。具体的には、スマートフォンや無線LAN(Wi-Fi)通信を活用したカーナビ・テレマティクス・サービスをヤマハ発動機のバイクで展開する他、充電スタンドの位置情報や満空情報、充電完了通知なども提供する。

さらに、トヨタメディアサービスがPHEVやEV向けに販売する充電スタンド「G-Station」を、バイクとクルマの双方で共用可能な充電インフラとして構築することを目指す。この他、シェアリングに関する予約・充電確認/認証・課金などの情報配信、診断情報をアップロードし車両メンテナンスに活用するといったサービスも提供する。

図2 電動3輪車の「EC-Miu(イーシー‐ミウ)」。磁界共鳴方式のワイヤレス給電システムを搭載する

図2 電動3輪車の「EC-Miu(イーシー‐ミウ)」。磁界共鳴方式のワイヤレス給電システムを搭載する

図3 電動アシスト自転車の「PAS WITH(パス ウィズ)」。PHEV/EV向けの充電スタンド「G-Station」での充電に対応する

図3 電動アシスト自転車の「PAS WITH(パス ウィズ)」。PHEV/EV向けの充電スタンド「G-Station」での充電に対応する


今回発表した協業の一環として、「第42回 東京モーターショー2011」(一般公開2011年12月3~11日、東京ビッグサイト)の主催者テーマ事業として開催される「スマートモビリティシティ2011」のトヨタ自動車ブースにて、次世代モビリティの提案として「つながる」電動バイクと電動アシスト自転車のコンセプト車を1台ずつ出展する(図2図3)。

(日経エレクトロニクス 久米秀尚)

[Tech-On! 2011年11月29日掲載]

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