2018年6月25日(月)

急患の診断・処方迅速化 「救世主」はグーグル・グラス
ウエアラブル端末時代の幕開け(4)

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2014/6/25 7:00
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■患者情報や検査手順を表示

 救急車の中では救急隊員がGoogle Glassを装着し、患者の情報を閲覧する (上の写真)。 グラスには患者の基本情報の他に、「Chief Complaint」として病状が表示されている。この事例では「Informant」という機能を使い、患者の医療データにアクセスしている。

 病院に到着すると、担当医はGoogle Glassを着装して患者の治療に当たる 。医師はグラスに表示された診察手順 (NIHSS Checklist) に沿って、検査を行い、患者を診察。その様子をビデオで録画する。

 上の写真はそのプロセスで、医師が患者に「両手を上げて」と語りかけ、その様子をビデオで撮影している。チェックが終わると「Send」と指示し、録画したビデオを「EHR (Electronic Health Record、電子カルテのように医療情報を電子的に記録するシステム) 」に送信する。これは「Director」という機能で、検査手順がGoogle Glassに表示される。

■専門医とテレビ会議で治療方針決定

 担当医師は、Google Glassに対して患者の症状を音声入力。「当直の脳神経外科医にメッセージ送信」と音声で指示して、専門医にメッセージを送る。脳神経外科医は担当医師からのメッセージをタブレットで受信し、治療方針について打ち合わせする(上の写真)。脳神経外科医は、CT(コンピューター断層撮影装置)スキャン検査結果をタブレットで閲覧し所見を述べる。

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