スー・チー氏率いるミャンマー最大野党、総選挙不参加へ

2010/3/29付
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【バンコク=三河正久】ミャンマー民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏率いる同国最大野党の国民民主連盟(NLD)は29日、党大会を開いた。今月8日に公布された選挙関連法を受けて政党として再登録するかどうかを決める投票を実施、同日午後2時(日本時間同4時半)現在、同国内にある7管区・7州のうち、4管区・3州が政党登録へ反対すると決議。日本経済新聞の取材によると他の管区・州の代表も政党登録への反対を表明しており、NLDは政党登録せず、総選挙に参加しないことがほぼ固まった。

最大野党の選挙ボイコットにより軍事政権が推す軍政翼賛政党が議席の過半数を占めることになる見通し。ただミャンマー国民の意思が反映されたとは言い難いため、新政権が誕生しても国際社会が認めず、一段と孤立を深める可能性が高い。

NLDは今後、政党ではなく政治グループとして活動を継続する見通し。NLDの動きに呼応して、武装集団を抱える少数民族が軍事政権との対立を深める可能性もあり、情勢が悪化する懸念が強まっている。

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